RYT200

忍が語る RYT200資格取得(前編)

RYT200前編

ヨガインストラクターを目指ならまずはRYT200。RYT200(Registered Yoga Teacher 200)はヨガ指導者としての基礎トレーニングプログラムを最低でも200時間以上受講し、ヨガの指導者として基礎的なスキルと知識を有すると証明された人物であることを保証する資格です(参照元1)。

RYT200は恐らくは国内で最も名が知られて、信頼度が高いであろうヨガ資格。職業として、または副業としてヨガインストラクターを考えている方の場合ほぼ必須と言える資格でしょう。

そのRYT200は、現在(2021年2月16日)コロナの影響でオンライン受講が可能になるなど、以前と比べて非常に取得しやすくなっている資格となっています(参照元2)。

ではRYT200取得のためにどんな講義を受ける必要があるのか?それはどの程度のレベルなのか?そもそもどこで受講できるのか?本記事ではRYT200資格取得に向けて鋭意受講中の筆者の体験、感想を紹介します。

RYT200で学ぶ内容

全米ヨガアライアンス協会のサイトでは、講義時間とその種類が下記のように指定されています。

RYT200 講義200時間の内訳(参照元3)

  • 練習:75時間
  • 解剖学・生理学:30時間
  • ヨガ哲学・ライフスタイル・倫理:30時間
  • 指導法・練習法:50時間
  • 選択クラス(その他):15時間
  • 合計200クラス

これらについて細かく見ていきましょう。

練習:75時間

ヨガポーズ(アーサナ)、呼吸法、瞑想を学ぶ時間であり、それらの時間配分やレベルは開催するヨガスタジオの判断に委ねられています。

レベルに関しては受講は誰でも可、としているヨガスタジオが大半。ヨガ歴数か月程度で十分ついていける講義を提供するスタジオが多いようです。ヨガスタジオの初中級クラスが難なく受講できていれば問題ないと思われます。

なお、RYT200の授業では1,2時間かけて3つ、4つのポーズを深めていくため、自分ができていると思い込んでいるポーズでも、実は違っていたことに気が付くという事も多々あり。毎回新しい発見があります。

筆者は特に足裏、骨盤、股関節、背骨、肩甲骨の使い方と感覚が格段にレベルアップ。呼吸に集中してポーズをとっていても自然と最適な体の使い方ができるようになりつつあります。

解剖学・生理学:30時間

解剖学はポーズの精度、効果を高めるだけではなく、生徒のケガを防止し、ポーズを無理のない形に修正するために必須の知識。ヨガは間違ったやり方で行うと、健康になるどころが体を痛め、筋肉を固くすることにもなりかねません。

故に解剖学は非常に重要視されており、専門家による講義を設けているスタジオもあります。こうと聞くと難しそうですが、怪我を防ぎ、体を効率よく使うために必要な量と深さを学ぶだけなので、中高校生レベルの学力で十分理解できるような内容です。

簡易的な内容なのですが、骨格と筋肉の位置、名前、働きを知るだけで体の使い方は大きく変わります。そして解剖学と合わせて行われる身体感覚を高める運動や、可動域を広げる体操も自身のレベルアップに大きな影響を与えてくれます。筆者は普段の姿勢も良くなり、腰痛や肩こりも軽減されました。

ヨガ哲学・ライフスタイル・倫理:30時間

ヨガと言えばポーズをとる事が最初に浮かびます。されどヨガとは本来、心の働きを停止(止滅)させ、本来の自分(真我)と一つになるための行法。ヨガとは制限なき自由を得るための行法であり、それを実現するための生き方、心の在り方なども含んだ言葉なのです。

ヨガがストレッチやエクササイズと異なる点はここ。ゆえにヨガ哲学の講義は、解剖学と同程度に重要視されています。

ヨガは宗教的なものなのかと敬遠される方もおられるようですが、特定宗教に入信せずともマインドフルネスや瞑想を集中力強化やストレス解消の道具として使えるように、ヨガ哲学は人生を穏やかにするために活用できるツール。気楽に受講しましょう。内容もそれほど難しくなく、自己啓発本の延長といったところですし、当然ながら思想の強要はありません。

指導法・練習法:50時間

ティーチングと呼ばれる項目。申し訳ないのですが現時点では未受講。しかしながら筆者が受講しているスタジオでは、練習75時間の後半は指導法に繋がる内容の講義でした。

定められた内容でインストラクションをしながら練習した後、生徒同士で各人の声量、声のトーン、内容、立ち振る舞い等についてフィードバックを行います。第三者から自身の振る舞いについて客観的に指摘を受ける機会は、なかなかないので、良い修正と成長の機会となります。

指導法の講義に入ると、自分で解剖学的難易度、関連性を考慮しつつクラスの流れを考え、生徒のポーズを最適化していくという作業も入るそうです。受講後更新予定。

RYT200講座 2/3を終えての感想

RYT200資格取得を志した理由

感想の前に、筆者がなぜRYT200を取得しようとしているのかを説明します。ヨガを初めて4年ほど経った頃、友人達にプライベートでヨガを教えつつ一緒に行う機会が増えてきました。

その際、自分ができるという事と人に教えられるという事は別物であると痛感。「やっていくうちにわかるようになる」は昭和時代の思想。ヨガの知識がもっと必要だと考えるようになりました。

解剖学や哲学の知識は良書が多く存在するため、独学でも相応の学びを得ることが可能。一方、頭と体に残りやすい教え方や修正方法等に関しては、指導者に師事して自分の体を通して学んだ方が効率良く深く身につくもの。

体を通して指導方法を学ぶ。これがRYT200受講の一つ目の理由でした。この目的は指導法の講座未受講の段階でも、目的の大部分が達成されるほど、濃密な授業を練習および解剖学の時間に提供して頂いています。

もう一つの理由は、通常レッスンでは表面的な指導しか受けられず、物足りなさを感じ出してさらに深く間場びたいと思い始めたからです。

実はRYT200受講以前に、個人が経営するスタジオのインストラクター資格を取得したのですが、資格取得講座の際、通常レッスンの時は「出来ている」と言われていたポーズに関しても多くの修正点を指摘されました。そして修正後はポーズの心地よさ、柔軟性向上のスピードが段違いに。

しかし、そのスタジオでは身体面より精神面を重視する傾向があったため、卒業後トレーニングを続けていると物足りなさを感じるようになりました。そこで解剖学を重視しているヨガスタジオで200時間みっちりヨガを学びたいと考えるように。

RYT200でポーズをさらに進化させる事、自身のヨガレベルをアップさせる事。これが二つ目の理由です。(さらには、やり方をシェアできるようになる事も)

RYT200資格講座の良かった点

短期間レベルアップ

通常のヨガレッスンでは、明らかに誤ったやり方、怪我に繋がるやり方の修正は指摘してくれるものの、よりレベルの高いやり方、効果の高いやり方を指導してくれるケースは稀。

RYT200では通常レッスンでは受けられない細かい姿勢修正や、アーサナの質を高める為のエクササイズ(キーとなる関節、筋肉の柔軟性を高める動きや練習)を受けられるので、短期間で大幅にレベルアップできました。

また、解剖学の講義で得た知識も相まって、日常生活における身体の使い方もレベルアップ。日常生活での体に負担をかけない、自然で正しい動かし方、使い方も学べたので、腰痛が楽になっています。

繰り返し行動により、脳の神経回路は強化されます。これは誤った行動に関しても当てはまる事。

独学や大人数レッスンで表面的な指導しかされていない場合、大怪我こそしないものの実は伸ばしている所以外に負荷がかかっているやり方を続けてしまう可能性も無きにしも非ず。そうなると最終的に故障に繋がるという結果に。餅は餅屋。ヨガはヨガのプロフェショナルに学ぶのが近道です。

伝える力、身体感覚、観察力の向上

講座で習う内容は全て、インストラクターとして人に伝える事を前提として学びます。

伝えるためには己の身体の状態を理解し、言語化できる事、そして相手の身体の状態とレベルを理解できることが必要。必然的に己の身体に対する感覚と、他者に対する観察力が磨かれました。

講座では、アーサナ毎に体のどこをチェックすべきかという事も学ぶ事ができたので、友人にヨガを教える際も、以前は見落としていたポイントに気が付いて修正することが出来るようになり、非常に喜んでもらえています。

健康ネタで主役になる

三十代後半あたりから、健康が会話のネタになる機会が増えてきます。腰が痛い、肩が凝りやすい、股関節が固まってきたetc…そんな時、アーサナの部位練習用に気軽にできるエクササイズやストレッチを紹介すると非常に盛り上がります

人生百年時代。健康に対する関心は日々高まっています。そんな時代において、RYT200資格取得講座受講は自分と周囲の双方に有益な学びとなってくれそうです。

RYT200資格講座のイマイチに感じている点

講座前半が基礎中の基礎でやや退屈 ゆえに・・・

仮にヨガ歴10年。個人スタジオで数多くのレッスンを開催していても、200時間受講しなければ、最終試験を受けることはできません。

ヒマラヤの奥地で修行してきたとしても、200時間は初歩中の初歩から既定のレッスン受けなければRYT200は取得できず、医師免許を持っていてもRYT200の定める基礎的な解剖学・生理学の講義を30時間座って聞かねばなりません。

正直に言うと筆者も最初の20~30時間は非常に退屈でした。RYT200取得を検討しているのであれば、早めに受けた方が費用対効果は高くなるでしょう。ヨガ歴が長くなればなるほど、学べば学ぶほど、既に知っている事を延々と聞く時間が増えていきます。

「もう少しレベルアップしてから」よりも、早い段階で受けた方が、学びの時間が多くなるでお勧め。おそらくヨガ歴半年~1,2年くらいの方が一番充実して受講できると思われます。

そしてRYT200資格取得をするなら大手スタジオで資格取得することを推奨します。理由はデータ量。小規模のヨガスタジオでもRYT200の講座は開催されています。しかし、大手スタジオは生徒数も多く、所属する講師陣は様々な癖や個性のある体を見て指導、修正してきた実績を有しています。

人の身体はそれぞれ異なり、もちろん性格も多種多様。筆者は個人スタジオと大手スタジオの双方でヨガを学びつつ、いくつかのスタジオで体験レ寸を受けましたが、大手スタジオの講師陣はその人に合った教え方、指導法を導き出すまでの時間が短く、精度が高いように感じます。知は力。情報は力。そして大手ほど多くの情報、ノウハウが集積されています。

RYT200が取得できるヨガスタジオ

最後にRYT200の資格取得可能な大手スタジオを紹介。現在(2021年2月16日)はオンラインで資格取得可能ですが、2020年以前は対面での受講が必須であり、オンライン受講がいつまで許可されるかは不明です。

RYT200が受講できるスタジオは都市部が多いため、地方では資格取得のハードルが高いもの。オンライン受講できる2021年のうちに、RYT200チャレンジしてみましょう!

ヨガワークス

アメリカでは最大手のヨガスタジオで約30年の実績を有する。2017年ヨガスタジオで初のNASDAQ上場(参照元4)。RYT200取得の講座費用は497,000 円。

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アンダーザライト

“ヨガアライアンス講座数 修了者数No.1″と銘打っており、RYT200認定者の3人に1人がアンダーザライトで資格取得しているとの事(参照元5)講師陣は指導歴12年以上との事で質の高い講座が期待できる。

講座はTT1→TT2→TT3と段階を追って受講可能で費用は各段階で支払う形式。費用はTT1: 129,000円、TT2: 149,000円、TT3: 190,500円で総額468,500円。


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YMCメディカルトレーナースクール

“卒業生約22,000人以上”国内ではもっとも有名か。RYT200取得講座費用が他スタジオより安価で、2021年4月オンラインコースは248,000円と他スタジオの半額に近い。

安価ながらも2020年11月期の日本マーケティングリサーチ機構のイメージ調査では、ヨガ経験者が選ぶヨガスクールランキングにおいて、技術力が最も身につくと思うヨガスクール等でNo.1となっている(参照元6)。


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