曰く!これだけ!~井口流合気道の秘伝と雑記〜

謎の達人より学びし井口流合気道の秘伝をちょびっとだけ公開しています。

肩甲骨が立つと健康に ↔ 肩甲骨をずらせば崩せる。合気道の技

1. 肩甲骨が立った状態、立甲でパフォーマンス向上

立甲とは肩甲骨にある肩甲棘と上腕骨が直線状に並んだ状態。犬や猫といった獣のように肩甲骨が立上がった状態であり、動作のパワー、スピード、正確性が向上します。

 

そして立甲に使われる前鋸筋(下図の赤色)は広背筋や腹斜筋と繋がっており、前鋸筋を鍛えることで体が安定すると言われています。更には肩こりも軽減するとか。

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"BodyParts3D, © The Database Center for Life Science licensed under CC Attribution-Share Alike 2.1 Japan." 転載元: wikipedia, 前鋸筋

良い事づくめですね。早速下記のような練習に励んでいます。

 

立甲の練習方法

  1. 四つん這いの姿勢で、手の平を全て床につけて、腕の骨で立つイメージで体を支える。肩甲骨は上腕と並行になるように(背中を広げるイメージ)腕の筋肉ではなく骨で支えるイメージで力まない事が重要。
  2. 上記姿勢を維持したまま頭を下にたらす。背骨から肩甲骨が剥がれるイメージ。

これだけ!ちょっとした隙間時間でもできるのでお勧めです。

 

2. 肩甲骨と合気道

立甲は様々なスポーツ、格闘技、武道の世界で着目されています。そして合気道でも立甲はもちろん、肩甲骨の位置は重要な要素です。

 

肩甲骨が正しい位置にあれば体が安定する。言い換えれば相手の肩甲骨の位置を正しくない位置にずらしてあげると、相手は崩れやすくなるという事。

 

ほんのちょっと肩甲骨の位置をずらしてやると案外簡単に人は倒れます。

参考:師匠の動画


合気道 隅落とし・天地投げなどに応用できる骨格をずらして崩す方法

 

昨今は二足歩行ロボットは珍しくない時代となっていますが、直立歩行のバランスは極めて繊細。

 

2000年頃に先行者というロボットが一部界隈で話題になりました※。あのレベルでも直立二足歩行を制御するという事は偉業だったのです。

 

それほどに立つことは繊細。故に人は制御が僅かに狂う状況をつくられるだけで簡単に倒れるのです。

 

※中国、国防科技大が開発した中国初の人型二足歩行ロボット、先行者が2000年11月29日に発表される。当時を知らない方は先行者でgoogle検索してみてください。

 

合気道をやっていると自然に人体に対する興味が深くなっていきます。そして知れば知るほどその精妙さに感心します。

 

ちなみに最近「人体骨格図って美しいよね」と発言して奇妙な目で見られてしまいました。何事もほどほどが良いですね・・・

 

3. 一部分の制御だけで能力向上したり低下したりする?

曰く!全ては精妙に繋がっている!これだけ!

 

 【参考記事】肩甲骨の使い方に関する記事です。

www.iguchiryu-aikido.com