曰く!これだけ!~井口流合気道の秘伝と雑記〜

謎の達人より学びし井口流合気道の秘伝をちょびっとだけ公開しています。

身体をイメージ通り動かしたいならゆっくり動いて身体と対話するべし

合気道や護身術を学んでもいざという時に正しく動けるであろうか?

 

「ゆっくり動くように」システマを体験した際、口酸っぱく言われました。 呼吸に合わせて自分の身体の状態を感じながら動く。ヨガも同じ事をします。

 

昔ギターを習っていた時もミスしないテンポまで落として練習せよと指導されました。 ミスりながらオリジナルテンポで繰り返すより、自分ができるテンポで動きを感じながれ練習した方が早く上達すると。

 

今回はゆっくり動くという事について語ります。

 

 

自分の身体を正しく把握できているか?

正直に言うと初級中者の頃にゆっくり動く練習は楽しいものではありません。

 

「実際に動くときはゆっくりなんて動かないだろう?」、「素早い動作で出来るようにならないと使えるようにはならないだろう?」と思われる方もおられるかもしれません。

 

ゆっくり動いてできていない事が、素早く動いたときにできるわけがありません。

 

にもかかわらず速く動きたがる理由の一つに、速く動くと自分が出来ていないという事が正しく理解できなくなるという事が上げられます。

 

ギターを原曲のテンポから自分がノーミスで引けるレベルまで落として練習すると楽しくはありません。 ミスしてもジャカジャカ弾く方がアドレナリンが出ます。

 

しかし聴く人が聞けばそれはただの雑音で不快でしかありません。しかし初心者の頃は雑音を出しているという自覚がないので、分不相応な練習をしたくなります。速く弾いているとイメージとのずれが把握できていないのです。

 

身体を動かす事も同じ。バタバタ余計な動きがあったり、無駄な力が入ったりしていて、自分のイメージと実際の動きはかけ離れていても、素早く動くいていると自覚する事は困難です。

 

動画で確認してみると「誰これ?」という動きをしていることも多々あるでしょう。イメージ通り身体を動かすという事は実はすごく難しい事です。

 

ますばパワーとスピードは忘れて、ゆっくりイメージ通りの軌道で身体を動かせるように訓練する事が重要です。

 

 

ゆっくり動くと得られる情報量が跳ね上がる


過去記事で、武井壮さんが腕を真横に伸ばしたつもりが真横ではなかったことに衝撃を受けたエピソードを紹介しました。

 

身体を鍛えこんだ方でさえ簡単な動作をイメージ通り動かすためにはトレーニングが必要なのです。

 

 【参考記事】

www.iguchiryu-aikido.com

 

イメージと実際のズレを修正するには?問題解決の基本は情報収集。ゆっくり動くと得られる情報量が跳ね上がります。

 

打撃、当身を打つとき10秒かけて動くと、どれだけのことを考えることができるでしょうか?対してスピードを求めて撃った時に得られる情報量は?

 

慣性力の違いは出てきますが、それは枝葉。ゆっくり動きながら、自分の身体から情報を得ながら練習すると本質となる動きの習得速度が高まります。

 

スピードを求めるのはゆっくり動いてもイメージとずれがなくなってから。

 

 

通常速度でもゆっくり動いている時と同じ精神状態を維持できれば完璧です。穏やかな心の状態。・・・これができれば達人!

 

これを実現するには瞑想や座禅だけでなく、やはり経験が大きな助けになるでしょう。通常速度での対人練習。慣れた動きやパターンは、ゆっくり感じられるようになるものです。

 

身体をイメージ通り動かす秘訣とは

曰く!焦らぬこと!これだけ!