曰く!これだけ!~井口流合気道の秘伝と雑記〜

謎の達人より学びし井口流合気道の秘伝をちょびっとだけ公開しています。

新しいことが出来るようになるには、今できる事と真剣に向き合うべし

1. できることをやる、できない事は時々ちょっとだけ

金曜日の技の研究会で、有段者向けの一教を研究しました。身体の左右で得意不得意があるので、右はできても左が違和感があるという事はざらです。そんな時、師匠の一言。

 

「まずは右で感覚を掴んでから左をやりましょう。では右を連続で。出来ない事を繰り返すのはよくない。」

 

できない事は頑張って数多く練習したくなるもの。されど妙な癖がついてしまうリスクがあります。

 

前回の記事で書いた通り、身体と心が変化するには、脳の神経回路が構築されるには時間が必要です。

 

「読書百遍、自ずから意通ず」は真実なれど、闇雲に数を重ねるのは効率的ではありません。

 

慌てなくとも面白いもので基礎を徹底的にやっていると、応用を習った時、理屈と感覚がすっと腑に落ちます。基礎をやればおのずと応用ができる土台が作られるのです

 

そしてある日、できないなりにトライしていた新しい事、難しい事が「お、前より少しできるようになってる気がする」という瞬間が訪れます。そうなってから回数を増やしていけばよいのです。

 

2. 真剣勝負は100回も連続で出来ない

できる事を練習する時はつい形だけになりがちです。しかし、それでは練習の効果が小さくなってしまう、場合によっては何も練習していないに等しい事になってしまいます。

 

実は現在ヨガの一環で逆立ちを練習しています。二週間ほどで三点倒立はできるようになり、重力の感覚、軸の感覚を磨くのによい稽古になっています。

 

しかし両手だけだとまだまだ・・・カチッとハマった時で10秒程度。壁がないと怖くてできない状態です。

 

三点倒立が出来るようになるまでに行った練習方法は、立ったまま行う足上げの基礎練習を左右10回、三点倒立を一日3回だけ。たった3回!されど真剣勝負!

 

形だけなら10回、20回と練習可能ですが、たった3回でも真剣に感覚を掴もうとすると集中力を要します。そして出来ないことをやるのはしんどくて面白くない。

続できない事が一番の大敵!楽しくなってくると自然と回数は増えてきます。

 

ちなみに私の嫌いな言葉は一番が努力で、二番がガンバルです。出来る事、楽しいことを真剣に。

 

合気道は新しい事、難しい事、すべてが楽しめるので、良い出逢いだったなぁと感じ入っています。

 

3. 新しい事が出来るようになる秘訣

曰く!今出来る事と向き合う!これだけ!