空間感覚の技術(心理学)

対ナイフの護身術 イメージ体の回避術

対ナイフ護身術 イメージ体を使った回避法

故、井口師範は戦場での戦闘経験もあり、治安の悪かった時代には刃物を持った輩とひと悶着あった事もあるそうです。現代は当時よりはるかに平和になったとはいえ、通り魔の事件などは後を絶ちません。

先日落とし物を拾ったので交番に訪れたのですが、指名手配犯のポスターを見ていると、報道されていないだけで、ナイフを使った通り魔が度々出没している事に驚きました。そんなわけで今回は、対ナイフの護身術について紹介します。

護身術の大前提その一 相手を見ない

井口流合気道護身術では周辺視野(焦点が合わずぼんやり見えている領域)だけで全てを見ます。つまり相手もナイフも見ずに、ぼんやりと全景を見るようにします。

中心視野(焦点が合ってはっきりみえる領域)で見ると、理由は後述しますが自分と相手の脳を騙す事が出来なくなるのです。

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対ナイフの護身術はまず刺されてあげる事から

肉体が刺されてしまうと死んでしまうので、刺されるのはイメージの身体。自分の前面もしくは横にずれたイメージの身体をナイフに刺されに行きます。

面白いもので自分が「刺された!」と思うと、相手も「刺した!」と思ってしまうもの。しかし実体はズレている。そのため一瞬、脳と体が停止してしまいます。

先ほど中心視野で見ると自分と相手の脳を騙す事ができないと書きました。ナイフの刃を凝視して意識してナイフが逸れたのを見て「刺された!」といくら思ったところで、本気で刺されたとは思えないのです。そんな状態では相手も「おまえ刃が刺さってないのわかっとるやんけ!」と無意識に思うので、術中にはまってくれません。

(井口流合気道護身術ではゴム製のナイフや、プラスチックのバットを使って避ける、否、当たる稽古をしています。チラッとでも見ると相手は追尾してきますが、完全無視できているとタネが分かっていても勝手に停止してしまうのが面白い。)

イメージ体を攻撃に当てに行く技術は、護身術としては極めて有用なので、上位技法ですが紹介させていただきました。

護身術の大前提その二 安全確保

自分のイメージ体が刺されて相手が一瞬停止したら、相手の背中の方向に全力疾走して逃げます。刃物相手に戦うのは格闘家であってもリスクが高すぎるので、逃げる場がないとか、自分が逃げたら大事な人が襲われるといった状況でない限りは逃げる事を優先します。相手を倒したところで一文の得にもならないのですから。

もし戦わなければならないなら、小手返しか三教が簡単かつ威力が高いのでおススメです。狙うのは弱い手首の関節。多くの格闘技で手首を狙うのは反則になっています。壊れやすいからです。

井口流合気道護身術(IAM護身術)
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対ナイフの護身術まとめ

曰く!見ずに当たる!これだけ!