あるがままを観るAI  理屈より現実

1. 理屈より現実

AIが飛躍的に進化を始めたのは、膨大なデータが蓄積、処理できるようになったことが背景だそうですね。

過去のAIは「どう対応するか」という理論、プログラムが組み込まれており、理に沿った状況であれば迅速に処理ができました。その反面、理屈から外れた状況やプログラムされていない状況に弱いという欠点がありました。

昨今のAIは膨大なデータを学習させることで、理論はわからないが「こういう状況ならこうだろう、これがよかろう」とパターンを予測して反応を返すというもの。気象学は学んでいなくても、空気の状態で嵐が来るだろうと予想できる農家の方や、漁師の方のようなものです。理屈はわからない。それでも正解をだす。

最近の仕事の進め方や合気道の稽古を通じて、理屈より現実を重視しないと膨大な情報をさばくことができず、急激な変化にもついていけないと感じています。

 

2. PDCAとOODA 観察して適応せよ

PDCA: Plan(計画)→ Do (実行)→Check (確認)→ Act (改善)

新入社員研修などで多くの人が学ぶであろう、仕事改善の方法ですね。もとは生産管理や品質管理の手法で、中長期に継続的に取り組む課題や、変化の少ない環境で有効とされています。

Plan、Check、Actの段階ごとに裏付けとなる理屈と確証を集めて、書類作成して複数回上司を説得したり。何はともあれ「理屈」が伴わないと動かないことが多いです。

しかし近年は理屈が短時間で導けるような安易な課題は少なくなっています。理論が確立するまで待ってから・・・証拠が集まり切るまで待ってから・・・それで間に合うのでしょうか。

 

対して最近流行りだしているのがOODAです。こちらはスピード重視。

OODA:Observe (観察)→ Orient(適応)→ Decide(決定)→Act (動く)

観察して適応する。理屈と違っても観察してえられた現実に適応すればよい。理屈より現実、直感重視の手法です。

あるがままのデータから、理屈では説明できないが「こうだろう」というパターンを予測する。AIみたいですね。

AIの思考過程は後から人間が見ても理解できない形になっているそうです。OODAも担当者は理解、適応しているが、管理者から見ると・・・といったところでしょうか。

 

3. 秘伝習得には体感+現実への適応が必要

過去の秘伝メモを読み返したところ、「オカルトみたいだ」と思う内容もちらほら。概念とイメージしか書かれておらず理屈が一切ないメモです。ところが不思議な事にそのイメージで技を使うと質が向上します。

論理的でない文言であっても、体で理解しているので、メモが閉じた脳の回路を開くカギとなるようです。

ちなみに何度も秘伝を体感していると「こんな技があるわけがない。」という思い込みや「この方向に崩すならこうするのが普通」という既成概念が消えていきます。あるがままを観る。あるがままを感じる。

技である以上理屈は存在しますが、まずは観察して適応。それが迅速に新しいことを学ぶ事、そして目まぐるしい変化の時代を上手く生きるコツではないでしょうか。

 

4. まとめ 変化に対応するには

曰く!現実を観る!体感する!これだけ