曰く!これだけ!~井口流合気道の秘伝と雑記〜

井口流合気道の技や考え方を紹介しています。

イスラム模様に見る合気道 一体化と繰り返し構造

1. 無限の繰り返し構造

イスラム模様は数学に基づいて作られている。そしてそれは自然界に見られる無限の相似形繰り返し構造、フラクタル構造を示すという。

イスラム教では偶像崇拝が禁じられているので、図形を通して世界に顕現されている神の表現を試みているのだとか。興味をそそられたので関連書籍と、ストレス解消によいという事でスクラッチアートの本を買いました。

スクラッチアート:ペンでインクを削り取り、下面のカラフルな線を浮き上がらせるアート作品(下の写真は作成途中のもの)

f:id:dice-k-13110:20180926191235j:plain

「この領域まで削ったら一旦やめるか。」と思うも、図形を構成する線が隣り合う図形の一部であり、離れた図形の一部でもあり・・・すべてが関係して繋がっている!

境界がなく一体。合気道の合わせの思想が頭をよぎりました。 相手とぶつかり合うことなく、自然な位置と方向へ進み一体となる。 無限に続く連続性。まさかイスラム模様を削っていて合気道を感じるとは。

 

2. 無心なれど忘我でも自己陶酔でもない

前回、無心になる事が必要と書きました。 初段、二段までは己の身体感覚に耳を傾けていればそれなりの技になっていたのですが、 三段を目指しての稽古では、他者の感覚や状態に対しても感じていなければ上手くできなくなっています。

無心となりつつも他者や世界と繋がる。そして技の理を動きにおとしこむ。 これは体を動かして無意識に染み込ませるしかないので反復練習要ですね。

 

3. 基礎練習、基礎練習

道場では最近高度な稽古が増えてきています。一方、土台がなければ応用技術を使いこなす事はできないので、家ではひたすら基礎稽古に励んでいます。

面白いもので、上位技術を学んだあとで基礎稽古をやると違った感覚や意識が芽生えます。一側面から見ると同じことを繰り返しているようで全体構造は変化する。冒頭に紹介したフラクタル構造の様ですね。

 

4. まとめ 美しさとは

曰く!自然!これだけ