曰く!これだけ!~井口流合気道の秘伝と雑記〜

井口流合気道の技や考え方を紹介しています。

井口流合気道の三大要素

先日の稽古では下記を行いました。

・相手が攻撃しようとした際に発する気に当てる稽古、

・杖を使って体周辺に満ちている気を感じる稽古、

・相手の中心をとる稽古

・相手の攻撃を中心から外す稽古、

・相手の肉体を無視した攻撃で崩す稽古

・呼吸力の養成

 

三段を目指しての稽古は、気に当たる、気に当てる稽古に重点が置かれているようですが、基本となる呼吸力の鍛錬も重点的に行っています。「曰く!合気道は、気の流れ、呼吸力、螺旋形これだけ!との事。そこで今回は呼吸力養成について紹介いたします。

 

 

呼吸力とは?

コォォォォオオオ…!! とやっても呼吸力は身に付きません。波紋法とは違います。

 

呼吸力という単語一つに様々な要素が含まれているのですが、一般的には、

「全身の力が一体となって生み出される大きな力」

という意味で使用されていることが多い気がします。これは当会で言うところの骨の技術の呼吸力になります。

 

 

なお、この呼吸力は、背骨をまっすぐにした状態で壁を全力で押す(7~10秒くらい)などの稽古で鍛錬できます。

 

これに対して皮の技術に相当する呼吸力もあり、先日はそれを稽古しました。

皮の技術の呼吸力とは、「張力を利用して相手を封じる力」

とでも言いましょうか、かけられたほうは力感なく、痛みもなくただ動きを封じられてしまいます。

 

先日の記事で紹介した筋紡錘の働きと関係があるのかもしれませんね

www.iguchiryu-aikido.com

 

 

 

 

呼吸力の鍛え方

それはさておき、その呼吸力の鍛え方ですが、一番簡単なのは、自分の腕の皮を下記の手の形のままで引っ張る事です。

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次に少々ハードなのは杖を使ったやり方で、上記の手の形で杖を皮で押しながら壁を押したり、床に対して斜めの身体を支えたりします。杖を握ると筋トレになるので、あくまで皮膚の張り、呼吸力で支えるようにしましょう

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更にハードなのは指の第一関節を曲げ、指先でやる指立て伏せです。指を延ばして張った状態なら出来る人は多いでしょうが、第一関節を曲げると途端に負荷が増します。私は体を支えるのが限界なので膝立状態でやっております。

 

指さきで懸垂器にぶら下がることも良いようです。

 

 

まとめ

呼吸力とは

骨の技術

・全身の力を一体化する事で生み出される大きな力

・鍛え方…背骨をまっすぐに維持して壁を全力で押す。7-10秒くらい。

 

皮の技術

・皮の張力を利用し相手を封じる力

・鍛え方…手の形を写真1にして自らの腕の皮を引っ張る。

     杖を使って壁を押したり体を支えたり(杖を握らない)

     第一関節を曲げた指立て伏せ

     指先でぶら下がり健康法

 

曰く!合気道は、気の流れ、呼吸力、螺旋形これだけ!