気を合わせて導く ~合気道とは~

 

1. 名は体を表す

合気道はその名の通り、気を合わせる技術を使います。では気とはなんでしょうか?

オーラ?生命力?ここで詳細を書ききることはできませんが、多くの人は背後の視線を感じたり、ピリピリしている人の空気に飲まれて嫌な気持ちになったり、おおらかな人の空気に包まれて気持ちが穏やかになったり、といった経験があろうかと思います。

気はそういったものの延長線であると言えましょう。

 

 

2. 気の合わせで攻撃を導く

最近道場では”気を合わせて攻撃を導く横面打ち”の稽古を頻繁にしています。科学的に捉えると視線誘導を利用した技とかいえるものかもしれません。

 

視線。冒頭に述べましたように我々人間は視界の外からの視線を感じる能力が備わっています。

そして我々人間は「ある状態」で起こされる、「ある種の動き」に視線が動いてしまうという特性、更に視線の焦点と攻撃のポイントは多くの場合一致するという特徴があります。

そういった人の持つ感知能力と特性を利用することにより、攻撃を導く技術になります。

 

この気を合わせて導く技を使われると、自身の攻撃の着弾点が微妙にずらされており毎回驚かされます

※実際に技をかける際は、攻撃者に「自分の攻撃が狙った場所からずれている」、「何かしらのテクニックを使われている」と相手に悟らせないよう、自然の流れの中で技をかけてしまう事が重要です。

 

 

3. 気の合わせの稽古における注意点

なお、この稽古で受け(打撃を放つ側)は、相手の頸動脈をしっかり意識して狙ったうえで手刀を放つ必要があります。攻撃側が意識を飛ばさないと、受け手は気を合わせて導く稽古にならないためです。

攻撃者が飛ばす意識といえば当会の人にはおなじみの、黒板に書かれているあの絵が分かりやすいですね。あれは技が分かれば分かるほど、極意を描いていることが実感されます。

 

 

4. 気の正体とは…?</2>

最後に、橋本先生のブログにも書かれていましたが、気というものが本当にあるか否かは技を使う上で何ら問題にはなりません。その概念、意識を使うことで技が何段も上の技術になるのなら、使わない手はありません

人は往々にして目的と手段を入れ違えたり、目指す方向を忘れたりしてしまうので、「これは何のためにやっていることなのか?」と常々意識することが大切ですね。

 

 

5. 気の合わせの技術を使うためには

曰く!こうして(手をさっと上げる)こう。わかるね!?

 理論を構築してくださった橋本先生にはいくら感謝しても足りません。

 

 

 6. 最後に

井口流に興味を持たれましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。稽古日時などの詳細はこちらをご参照ください。和歌山市内にて稽古中です。
楽しく読んでいただけていたらとても嬉しいです。